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平成18年度からの第三者評価について
東京都福祉サービス推進機構における、福祉サービス第三者評価機関認証要綱の認証実施要領は、年度ごとに一部改訂されてきました。
過去の主な改訂点と平成18年度の実施内容は以下のとおりです。
(1) 事業評価の評点が変更されました(平成17年度より)
平成16年度時点まで、「5〜1」の5段階評価であったものが、平成17年度より「A+、A、B、Cの4段階」の4段階評価となりました。これにより、各項目の評点を単純に合計した総合点は算出されず、「この事業者は何点」という一義的な評価はされにくくなりました。平成18年度も前年度同様、4段階評価での実施となりますが、A+の規定について、若干の変更がなされています。

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(2) 評点をつける際のルールが明確になりました(平成17年度より)
より明確な評点算出方策を考慮し、評点は「標準項目」と呼ばれる項目をいくつ満たしているか、そのチェック数で決まります。
(3) 評点根拠を公表することになりました(平成17年度より)
A+、A、B、Cという評点の根拠となった標準項目チェック結果を公表します。
(4) 経営に関する項目も公表することになりました(平成17年度より)
これまで組織マネジメントに関する評価結果は公表されませんでしたが、国の第三者評価ガイドラインとの整合性を図るため、17年度から組織マネジメントを含めたすべての評価結果が公表されます。
(5) 評価者3名のうち、「福祉分野」と「経営分野」の評価者をそれぞれ1名以上確保することになりました(平成17年度より)
認証実施要領には、評価を行うのに必要な資格や経験に関する「福祉分野」と「経営分野」について明記されました。